「低気圧で頭痛がひどい」
「雨が降ると関節が痛い」
「古傷が痛むとその後、雨が降り出す」
といった経験がある方も
いらっしゃるかもしれません。
今回はそんな気象病に関係している
「ある炎症物質」
の分泌と対策についてお話します。
こんにちは。
JR甲南山手駅徒歩5分・阪神深江駅徒歩5分
神戸市のヘッドマッサージ専門店『TigerSpa』です。
気圧変化と炎症物質
悪天候が続くと体調が悪くなるといったような、
気象の影響を受けて起こる症状は
気象病と呼ばれています。
天気痛が起こる原因のひとつに、
自律神経があります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、
2つのバランスで
身体のさまざまな臓器の機能を調節しています。
気圧の変化は、
副交感神経を刺激するという
メカニズムがあります。
気圧が低くなると、
酸素濃度が低下するために、
エネルギー産生が弱くなり、
生命維持のために
身体を休ませようとする反応に傾きます。
心身のリラックスを司る副交感神経も、
優位になりすぎると日中でも眠くなったり、
だるくなってしまいます。
そして、体調に合わせて
精神的にも落ち込みやすくなるのです。
また痛覚神経にも影響を与え、
痛みにも敏感になってしまうのです。
こうした気圧の変化を感じるのが、
内耳にある気圧センサーです。
自律神経のバランスが崩れると
センサーの機能が混乱し、
痛みや不調を招きやすくなるとされています。
このように、気象病は
自律神経の乱れが原因と言われています。
しかし、自律神経の乱れに加えて、
ある炎症物質が追い討ちをかけているのです。
その炎症物質が「ヒスタミン」です。
ヒスタミンは炎症を引き起こす物質で、
低気圧の時に多く分泌されるといわれています。
またヒスタミンによる刺激で筋肉や関節では
血管を収縮させて血行を悪くしてしまいます。
このヒスタミンの分泌によって、
元々炎症起きている部位や
凝っている部位が低気圧により
余計にひどくなってしまったり、
頭痛が起きてしまったりするのです。
ヒスタミンが分泌されることで、
アレルギー症状もひどくなってしまうので、
アレルギーをお持ちの方は注意が必要です!
気象病対策
気象病の対策には、運動がおすすめです。
筋肉を適度に使い、血行を良くすることで、
疲労物質になっているヒスタミンを
筋肉から押し出してくれます。
血行をよくするには
自転車やウォーキングなどの血液循環を
促す有酸素運動がお勧めです。
話をすると少し息苦しくなる程度の強度で
20分程度行うのが効果的です。
天気痛は自律神経の乱れと
ヒスタミンが原因と言われていますので、
症状を悪化させないために、
自律神経も整えていくことも大切です。
自律神経の安定のためには
有酸素運動やストレッチ、
質のよい睡眠をとることが大切です。
ただ炎症症状が起きている方は
運動で炎症部位に負担がかからないように
注意しましょう。
また、耳周囲を温めて血行を促したり、
耳を上下左右、回したりと
マッサージしてあげることも効果的です。
朝日を浴びたり、規則正しい生活をするなど、
体内時計を整えることを意識してみてください。
自律神経を整えるにはヘッドスパも有効です。
TigerSpaの塩浴ヘッドマッサージは、
沖縄県うるま市で生まれた
「命の塩(ぬちまーす)」と言われる
ギネス認定された海水100%の
ミネラルたっぷりの美容塩(シルクソルト)
を使用し、
肌・地肌の細胞にミネラルを届けることによって、
自律神経の働きを整えていきます。
低気圧が続いてしまう梅雨の時期。
気象病でお悩みのかたは、
ぜひ、TigerSpaのヘッドマッサージを
お試しになってみて下さいね。